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プレスリリース配信のベストタイミングはいつ?記者、自社、メディアの視点で見てみよう

プレスリリースの配信タイミングはいつが最適なの?曜日は?時間は?
配信タイミングは、少しでも結果に結びつけたい広報・PR担当者の気になるところかと思います。

掲載を狙いたい媒体種別ごとに、ニュースを受け取りたいタイミングは異なります。1日の中でも記者がニュースを受け取りたいタイミングがあります。
そして、自社のプレスリリースを出す目的によっても送るべきタイミングがあります。

今回、様々な視点から「プレスリリースのタイミング」についての考え方をご紹介します。

目次

メディア種別ごとのプレスリリース配信タイミングを考えてみる


新聞、雑誌、Webサイトなど、メディアには様々な種類があります。そしてメディアにより最適な「ニュースを受け取りたいタイミング」が異なります。

掲載日から逆算した、ニュースを受け取りたい締め切りのライン

Webメディア新聞週刊誌・月刊誌
1週間前〜当日1週間前〜前日
※記事企画の提案などは1ヶ月以上前
2ヶ月以上前

        

webメディアは配信スピードが命。プレスリリースを送るときは画像等の必要情報をセットにして、記者が記事をすぐ書けるようにしておきましょう。

新聞は朝刊・夕刊で締め切りが若干異なりますが、基本は前日までの配信になります。新聞は必ず記者からの取材が入りますので、その時間を見越したタイミングでプレスリリースを配信する必要があります。

週刊誌・月刊誌は、より綿密な取材に基づいて記事を作成するのと、印刷や配本、電車の中吊り広告などメディア自体の広告宣伝などの準備もあり、ニュースを得てから掲載までの時間を長く必要とする傾向があります。週刊誌・月刊誌に対しては速報性の高いプレスリリースよりも、業界のトレンドを示すようなプレスリリースの配信が中心となるでしょう。(これは新聞の特集記事も同様です)

記者の活動から1日で最適なプレスリリース配信タイミングを考えてみる

プレスリリース配信サービス「@Press(アットプレス)」の時間別プレスリリース配信件数を見てみましょう

プレスリリースの時間別配信数

こちらをご覧いただくとわかるように、午前9時台〜11時台に大きな配信ピークがあることがわかります。
メディア記者の1日を紐解くと、なぜこの時間帯にプレスリリースを出すべきかの理由がわかります。

新聞記者の1日

記者の一日

 こちらを見るとわかるように、記者が出稿予定をデスクに上げる締め切りが13時ということが見て取れます。
 逆算すると10時〜11時ぐらいまでにある程度のプレスリリース選別を行い、1時間〜2時間でピックアップしたプレスリリースの詳細調査、構成案の作成を行わなければならないでしょう。
 ※「デスク」は記事掲載の判断や原稿チェックを行う、記者の上司に当たるポジションです。記者は記事掲載するためにデスクのチェックを通さなければなりません。

 ウェブメディアの記者の場合は1日を通じて記事掲載を行うことが可能なので、時間帯に縛られずプレスリリースチェックを行っていますが、出社のタイミングでニュースチェックや取材を行う場合が多いのでやはり午前中が狙い目になります。

曜日ごとのプレスリリース配信タイミングは?

プレスリリース配信サービス「@Press(アットプレス)」の曜日別プレスリリース配信件数を見てみましょう

プレスリリースの曜日別配信数

配信数別では「火・水・木」にピークが来ており、「月・金」が少ないことがわかります。

「金曜日」が狙い目!?

一見するとそのように思えますが、金曜日の午後に配信したプレスリリースは翌週月曜日の掲載になる場合があるため配信が少なくなる傾向があります。そして、それでも一定量の配信があるということは、「金曜日の午前中は激戦区」ということが見て取れるのではないでしょうか。
※ちなみに大手企業は金曜日にプレスリリースを出す傾向が強く、金曜日は企業のネームバリュー争いに巻き込まれる可能性があることも留意したいところです。

では「月曜日」が狙い目?

月曜日が狙い目、と言いたいところですが、月曜日は「金曜午後〜土日に配信されたプレスリリース」も記者のチェック対象に入るため、実は競争が激しい曜日となります。

ということで「他のプレスリリースとの競争を避ける」という視点で考えると「火・水」曜日あたりが狙い目となります。

※曜日以外でプレスリリース配信量が特に多いタイミングは?
 1日、10日、15日といった「キリの良い日」 でプレスリリースが多い
 4月、9月、10月は「大手企業のサービス開始」プレスリリースが多い
 という傾向があります

プレスリリースの配信において「競争を避ける」ということは大事なこと。
しかし、結果として目的に合わないタイミングでプレスリリースを配信していることになっているのかもしれません。ここで原点に立ち返り、「目的に沿った配信曜日を選択する」という視点の配信について、事例を交えてお話したいと思います。

目的から逆算してプレスリリース配信タイミングを考えてみよう

玩具メーカーの配信計画とは

プレスリリース配信サービス「@Press(アットプレス)」をご利用のとある玩具メーカーさんの場合「金曜日の午前中」にプレスリリースを出す場合が多いです。これはどういった意図で行っているのでしょうか。

新商品の発売やキャンペーンの開始と同時に伝えたい

対象者には土日に行動してほしいので、
金曜日午後には対象者に認知して欲しい


金曜日午後には記事として掲載されたい

速報性があり、SNS等の口コミも発生しやすいので
「Webメディア」を対象に設定。

※Webメディアの場合、金曜日の午前中に配信を行うと
午後には記事になる可能性が高い。

金曜日午前中にプレスリリースを配信


このように、ニュース記事を読んだ読者に行って欲しい行動から逆算して配信曜日・時間を決定しています。

任天堂のPR戦略

任天堂はインターネット映像を介して、今後発売するゲームソフトに関しての情報を直接ゲームファン・メディアに直接配信する「Nintendo Direct(ニンテンドーダイレクト)」というPR活動を行っています。

配信後の数日は、一般のSNSやブログ、各種ゲームメディアなどで話題になるだけでなく、内容によっては新聞やTVなどでもニュースが取り上げられることもあります。

2017年の「Nintendo Direct」の配信日を見ると、次のような状況でした。況でした。

Nintendo Directの配信日(2017)
1/19(木) 4/13(木) 5/18(木) 6/6(火) 6/21(水)
7/6(木) 9/14(木) 10/25(水) 11/17(金)

木曜日の配信に集中していることがわかります。

Nintendo Directは「インターネットを介して直接ユーザーニュースを届ける」という趣旨で行っていますが、新聞やテレビ等のマスメディアが記事化する時間を見越して木曜日を中心に配信を行っているのではないかと推測されます。
(実際、Nintendo Directが配信された週末にはWebメディア、マスメディア、SNS等で一気に話題になることもありました。)

このように、対象者に情報を届ける最適なタイミングから逆算して配信計画を立てるということも非常に重要な視点です。

おわりに

情報を届けたい人は誰か、情報を届けたい人に繋がるメディアは何か。
そのメディアにプレスリリースを届ける最適なタイミングはいつか。
実際は、目的により答えは異なります。

ターゲットとメディアの選定が終わったら、どのタイミングが最適なのかを複数回試してみるのが良いかと思います。
また、同じような業種・業態のプレスリリース探して、どのメディアにどんなタイミングで掲載されているのかを調査するのも一つの手です。

※@Press(アットプレス)に無料会員登録を行うと、プレスリリースの検索が簡単に行えるツールが利用できますので是非ご活用ください。

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